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PATAN
YEAR  |  2011
​DESIGN  |  Ryo Kanai

PHOTO  |  Koji Takanashi
AWARD  |  木のデザイン公募展2011「入選」
一脚の椅子で違った座り方ができ、用途が変わる椅子があっても良いのではないか。一般的な椅子の形状から、座が回転し、傾斜した背もたれへ。すると、もう一つの傾斜した座が現れる。出来上がった背と座の関係は、人がほぼ全体重を椅子にあずけるような着座姿勢の椅子に変化する。背と座の角度変化、座の高さ変化、さらには座の素材がラタン素材へと変化し、リラックス姿勢にあった優しい座り心地へと変化する。 天を見上げる姿勢で本を読んだり、ちょっとうたた寝をしたり。たまにはゆっくり青空を見上げて黄昏れたり、様々な使い方をしてほしい。そんな、いろんな使い方を一脚の椅子のなかで叶えてみたかった。
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